運用による利益のほかに資金の流入でも増える
運用が好調ということを聞きつけて「この投信に投資したい」という人
がたくさん押し寄せました。大勢の人が購入したことで、一気に500万円
の資金流入がありました。
これによって、運用開始3ヵ月後には、1、050万円だった投信の純資産総
額は、1、050万円(それまでの純資産総額)+500万円(新規に流入した現
金)=1、550万円(新しい純資産総額)となりました。
運用が好調で、保有している銘柄が値上がりすれば、投信の時価総額が
増え、純資産総額もふくらみます。しかし、それだけでなく、この投信を
購入する人が数多く現れることによって、運用する資金が増えただけでも
純資産総額が増加することがあります。
これは重要なことですから、よく覚えておいてください。なぜなら、投
信の購入を考える際に、「これは純資産総額が増えているから運用が好調
だな」と考えるのは早計だ、ということになるからです。もしかしたら、
純資産総額が増えたのは、新しい投資資金が多く流れ込んできたためであ
り、運用の成績はそれほど良くないというケースも考えられるからです。